私の模型暦(3)

一人で楽しむ模型飛行機から
           家族で楽しむ模型飛行機へ・・・・

結婚して家族ができると、一人で自分の趣味に没頭することがなかなか出来なくなります。

そこで、どのようにすれば、今までの様に模型飛行機を楽しむことができるかを考えると、家族を「趣味の世界」に巻き込むのが一番簡単な方法であることに気が付きます。

エンジン付きの模型を・・・と、思ったのですが、うるさいエンジン音と燃料の匂い、プロペラで怪我をする危険性を考えると、エンジン機よりグライダーが良いと思い作ったのが写真のグライダーです。
スポーツ機なので競技にでるほどの性能はありませんが、とりあえず妻も楽しんでくれたので、休日にはいっしょに模型飛行機を飛ばしに田んぼに出かけられるようになりました。

最初は、「ほんのお遊び」のつもり(本業?はエンジン付きの国際級F1Cフライヤー)だったのですが、スポーツグライダーでは、物足りなくなり競技会でも使用できるグライダーを飛ばしたくなりました。
そこで、国内規定のG級グライダーを2機(黄色の主翼が妻用、青の主翼が私用の機体です)製作しました。

1992年、練習を重ね、夫婦で競技会に参加した時の写真です。
最近は、模型競技会に夫婦で参加する選手が多く見られるようになりましたが、当時は女性が模型飛行機の競技に参加するのは、珍しかったと思います。

息子が生まれ、休日の家族サービスは、田んぼでお弁当を食べながら飛行機を飛ばすようになります。

1999年に家族3人で、平塚で開催された競技会に参加したときの写真です。
この競技会では、G級グライダー部門で運良く優勝することが出来ました。選手は私ですが、息子が金メダルを表彰式でかけてもらい、とても満足そうです。



小さい時にいっしょに模型飛行機を飛ばしに連れて行った息子も、今は他の遊びに夢中です。

私の場合、父の影響で模型飛行機を始めることになりましたが、私の息子は今後どうなるのでしょうか?
密かに「三代目モデラーになって欲しい」と望む私です。


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